Aさんはパート(月収入約7万円)をしている主婦の方です。生活費の遣り繰りが付かず、夫に内緒で消費者金融などの合計200万円の債務がありました。月の支払い額は67,000円とパート収入とほぼ同じ金額でした。
毎月返済をしていたものの、大半が利息で、また借入できる金額を毎月、生活費のために引き出していたため、限度額いっぱいの状態でした。
消費者金融から借入限度額を増やせると連絡が来ると、増額していたため、どの会社も当初借り入れた金額よりも債務が増えていました。
「このままではもっとたくさんの借金を抱えることになるのでは。」「返済できなくなったら夫に知られてしまう。」と不安に感じていたときに、任意整理について知りました。そこで司法書士に依頼をし、債権調査をし、パート収入の半分くらいでの返済計画を立て、下記のように和解をいたしました。
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- 借入先
- 借入金額(月々の返済額)
- 借入期間
- 引き直し債務額(和解後の月の返済額×総回数)
クレジットA社(約定利率29%) | 30万円(12,000円) | 約2年 |
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消費者金融B社(約定利率18%) | 50万円(12,000円) | 2年半 |
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消費者金融C社(約定利率29%) | 70万円(28,000円) | 5年半 |
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消費者金融D社(約定利率27%) | 50万円(15,000円) | 4年半 |
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合計 | 200万円(67,000円) |
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